毒親(発達障害)と生きる

共感・肯定ゼロ 否定と操縦の子育てからの回復

コミュニケーション

母のペルソナ(仮面)と私の解離

母(発達障害)はコミュニケーションの拙さを乗り切るために、立派なクリスチャンという仮面をつけ、それが本当の自分だと思いこんだ。私も母の仮面を本島の母と信じ取り込まれた。何かがおかしいと感じながらも気づけなかった。

育つ環境と発達障害

赤ちゃんとお母さんの間には、言葉になる以前の非言語コミュニケーションがある。発達障害を持つ母親は加ちゃんの様子を細かく感知することは難しい。母親に発達障害があって子どもに発達障害があるというのは、必ずしも生物学的な遺伝だけではないかもしれ…

母(発達障害)のサバイバル戦略 受動と積極奇異

母(発達障害)外では受け身的に振る舞い、家では自己中心的に振る舞う。 母が生きるために身につけたサバイバル戦略だと思う。 母も父も社会的な場面において、形式ばったり、敵対的でない、調和的平和的なコミュニケーションの方法を知らなかった。

発達障害の親と子の苦しさ コミュニケーションの拙さ

高齢の母は発達障害と思われ、コミュニケーションが苦手である。自分の事情をうまく説明することができないと同時に家族(私)は同じことを考えて感じていると思い込んでいる。介護の場面で不都合があるし、過去には子どもの心と体に傷を残す結果となってし…

「ありがとう」と「ごめんなさい」

老母はありがとう、ごめんなさいを言えない。自分で何でもできると時はよいが、日常生活に助けが必要になった時に言えないと周囲との軋轢、トラブルが起きやすく、手助けを得られないこともある。 そんな母のもとに育った私は、幼い時にありがとう、ごめんな…

母の家庭内コミュニケーションは悪口

発達障害の母は人の気持ちがよくわからないのと、臨機応変な対応ができないので、世間話が苦手である。 母はいつしか人の悪口や批判をコミュニケーション手段とするようになってしまった。当初は悪意や他意のない物言いだったのかもしれないが、発達障害とい…

私は母の道具?便利な人? 

私は母の道具か?母とやり取りする時に自分が道具か母の手足のお湯に扱われていると感じることがある。アスペルガー症候群と診断された方の身体感覚や世界の見え方は興味深く、母の言動、いままでの私と母の関係を理解するヒントになる。

カサンドラ症候群 母と私の場合

カサンドラ症候群とは正式な疾患名ではないが、家族やパートナーがであることにより、情緒的相互関係を気づくことが難しく、心的ストレスから不安障害、抑うつ、PTSDなどが起きている状態を指す。老齢の母と同居し始めて母の言動が理解できず、やり場のない…

ドラマ『結婚できない男』から母との付き合い方を学んだ

ドラマ「結婚できない男」は、母との付き合い方の参考になった。主人公の桑野は高学歴高身長・高収入であるが、社交性、協調性に乏しい。うちの母とは要素は全く異なるが共通点も大いにある。そんな彼の周囲の人々とのどこかずれたやりとりを楽しく見ている…

世間話は高度なコミュニケーション?

母とコミュニケーションがとれないと感じるのは、会話する時の表情が乏しいことだ。声の抑揚、声色の変化もなく、手振り、身振りもない。普段、私たちが何気なくしているコミュニケーションにおいて、特に意識せずに暗黙の了解、共通認識を使っているようだ。