毒親(発達障害)と生きる

共感・肯定ゼロ 否定と操縦の子育てからの回復

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

発達性トラウマ障害から複雑性PTSDへ 

幼少期にマルトリートメントによって愛着障害になった子どもの心の疾患は、手当されなければ、成長とともに深刻化する。複数のマルトリートメントは脳の海馬や偏桃体まで影響を与える。DV目撃、暴言、他些細なストレスも深刻なダメージを与える可能性がある。

マルトリートメントとオキシトシン(愛情ホルモン)

マルトリートメント(不適切な養育)が脳の中のオキシトシン受容体の遺伝子をかえる。オキシトシンは妊娠、出産、授乳に関わるホルモンとしられてきたが、社会性や親密さ、寛容や優しさ、など、対人関係を円滑にする役割があることあがわかってきた。

毒親育ちに自己肯定感を持てと言わないで~なるべく~

自己肯定感のありようは、これまでの人生の結果であり、原因ではない。親の愛情や適切な養育をもらえなかった子どもはそれでも必死に生き延びようとする。 そうやってなんとか生き延びてきたきたことを肯定してほしい。

毒親の幅と社会の変化

毒親といっても、親の態度も親子の関係も千差万別である。日本でパワーハラスメントという言葉が使われるようになったのは、2000年以降のことだ、弱い立場の者が強い立場にあるものの行為にNOと言える意識が広がった。毒親も家庭という場での親という権力者…