機能不全家族と第1チャクラ
チャクラとは
アーユルヴェーダの概念の一つで、人間の身体の生命エネルギーの流れのセンターです。
脊柱の沿って7つあります。
下から
第1チャクラ 基底 「同族の力」 大地とのつながり グラウンディング
第2チャクラ 仙骨 「人間関係の力」
第3チャクラ 太陽神経叢 自信・自尊心 「内面の力」
第4チャクラ 心臓 「感情の力」
第5チャクラ 喉 「意志の力」
第6チャクラ 眉間 「理性の力」
第7チャクラ 頭頂部 「霊性とのつながり」
参考文献 「7つのチャクラ」 キャロライン・メイス
第1チャクラは機能不全家族
第1チャクラは、脊髄の底部にあり、脊髄、直腸、脚、骨、足、それに免疫系に関係している。
第1チャクラのエネルギーは論理や秩序、あるいは構造を必要とする。
第1チャクラは、感情的、精神的な健康の基盤である。
感情的な安定は、同族の単位の一つである家族、それに社会的な環境に根ざしている。
さまざまな精神病、たとえば多重人格、異常執着、衝動的な行動などの障害やうつ病、アルコール中毒などの自己破壊行動といったものは、家族の機能不全から発生している。
個人の第1チャクラの健康を維持できるかどうかは、私たちひとりひとりが、自分の集団にとの関係で抱えている問題点をしっかり把握するということにかかってくる。
もし、自分が社会の犠牲になっていると感じているのなら、そのネガティブな見方に対処し、自分のエネルギーを減衰させないようにしなくてはならない。
さまざまな療法の助けを借りることもできるだろうし、何かの技能を身に着けること、自分の置かれた象徴的な意味を求めること、あるいは社旗的な考え方を変えるべく、政治活動に関わることも可能だ。
自分の集団の文化に対する反感をつのらせることは、私たちの気を激しく乱し、内面の葛藤を継続させる。
しまいには、「すべてはひとつなり」という聖なる心理が癒しの力とつながることを妨げてしまう。」
「 7つのチャクラ」 キャロライン・メイス より
少し難しいが、自分の覚書の意味もかねて引用した。
家族の機能不全と幼少期のトラウマは相互に深くかかわっている。
また、幼少期のトラウマはその後の人生に深い影響を及ぼす。
社会も自分自身も信頼できなけらば、生きにくいのは当然の結果である。
トラウマを理解し、癒すこと
私は50歳になるまで、自分が幼少期にトラウマを負っていることを自覚していなかった。
このブログの過去記事でいろいろ書いてきたが、生まれた時からの母の態度が当たり前になっていたので、その言動によって酷く傷ついていることを自覚できなかっだ。
50歳の大人の目で見た母の言動は、他者を著しく傷つけるものだった。
人の赤ん坊はは母親に出会って世界を認識する。
私の声なき声の記憶をたどると最初の記憶は「この世界は意地悪」だ。
けれど、その記憶を長い間封じなければ生きてはこれなかった。
子どもは親にどんな言動をとられても親に見放されたら生きてはいけないことを本能的に知っているからだ。
50年という年月は私がつらいトラウマ記憶に向き合うために必要な年月であったと思う。