毒親(発達障害)と生きる

共感・肯定ゼロ 否定と操縦の子育てからの回復

2019-01-01から1年間の記事一覧

母が「発達障害」と気づいた時

書店で気になって購入した本を読み、母が発達障害であることに気がついた。子供が必要とする共感など、心理的ケアの一切を母ら受けてこなかった。かなりの歳月を経てそれを知ったことは、自分という存在の根本が崩壊したような感覚であった。

カサンドラ症候群 母と私の場合

カサンドラ症候群とは正式な疾患名ではないが、家族やパートナーがであることにより、情緒的相互関係を気づくことが難しく、心的ストレスから不安障害、抑うつ、PTSDなどが起きている状態を指す。老齢の母と同居し始めて母の言動が理解できず、やり場のない…

ドラマ『結婚できない男』から母との付き合い方を学んだ

ドラマ「結婚できない男」は、母との付き合い方の参考になった。主人公の桑野は高学歴高身長・高収入であるが、社交性、協調性に乏しい。うちの母とは要素は全く異なるが共通点も大いにある。そんな彼の周囲の人々とのどこかずれたやりとりを楽しく見ている…

世間話は高度なコミュニケーション?

母とコミュニケーションがとれないと感じるのは、会話する時の表情が乏しいことだ。声の抑揚、声色の変化もなく、手振り、身振りもない。普段、私たちが何気なくしているコミュニケーションにおいて、特に意識せずに暗黙の了解、共通認識を使っているようだ。

自閉症スペクトラムの特徴 三つ組みと感覚の偏り

母の言動に認知症を疑うが、自閉症スペクトラムの特徴がみられることに気付く。大人の発達障害をよく聞くようになったが、割合や比率から言って老人の発達障害があってもおかしくない。

「過剰適応」の設定をOFFにする。

過剰適応とは真面目で何事にも几帳面に頑張ろうとする性格的特徴、本心をなかなか言えず、頼まれると断れない。他人の気持ちが敏感にわかるので、期待されることにした側明ければならないと思い込む。この傾向が強すぎると心理的な問題を生じる危険性がある。

人生は楽しみながら学ぶことなのだろう おそらく

教育(特殊)を学び、働く スローライフに移行 離婚 子育て~介護へ 教育(特殊)を学び、働く 40年近く前、私は大学で教育学および特殊教育学(当時の名称)を学んだ。 大学卒業後は、10年近くは発達に障がいがある子どもの教育、療育に携わった。 職場…

長い長い孤独のトンネルを抜けて

孤独のトンネルの向こうには何があるのか。過去の感情と記憶が現代の知見や知恵と融合し、新たな境地へと向かう。まだはっきりと見えない目的地へ進んでいく過程を穏やかに微笑み、楽しく歩む。