毒親(発達障害)と生きる

共感・肯定ゼロ 否定と操縦の子育てからの回復

定型発達かアスペルガーか、私は何者か?

 

やり場のない寂しさ

いつの頃から、誰にも頼れない、わかってもらえないと感じてきた。

 幼い頃は感情がよくわからなかったが、小学校に通うようになり外の世界に触れる時間が長くなると、それなりに感情がすこしずつ育ってきたと思う。

 

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悲しいとか怒ったような感情を表す言動をとると「そんなことで、我慢しろ」など母に咎められた。

何か嬉しいことがあって報告すると「ふん、そんなの大したことない、○○はできてない」と欠点を言われる。

共感されり、肯定されたことはなく、感情も意見も否定された。

母が満足そうな顔を見せるのは、テストなど学業の成績が良い時だけだった。

そのうちに攻撃のきっかけにならないように、悲しくてもうれしくてもそれを表に出さないようになった。

そうすることで自分で自分がわからなくなっていったと思う。

何が楽しくて何が悲しいかわからなくなり、周囲に合わせることしかできなくなった。

それでも両親に従うしか生きる術がなかった。

 

母に似た部分もある私

 18歳~30代前半(高校・大学・仕事)の時期の私は、今考えると母に似たところがあった。

自己中心的で悪いことは人のせいにする。

人が褒めてくれると嬉しいけれど、批判する人は攻撃する。

陰で悪口を言う。

卒業、仕事、結婚と環境が目まぐるしく変わる中で、困難に立ち向かうやり方が身近な大人モデルであった母親のやり方になってしまったのかもしれない。

35歳の時にとても体調を崩して、半日くらいしか起きていられない状態が半年続いた。

その時の自分は、いろいろなことに疲れ切って身も心もボロボロになっていた。

 

今振り返るとボロボロになってしまったのは、本来の自分ではない自分、母のやり方や他の人の真似、親や周囲の期待に応えようとしつづけたせいだと思う。

身体が動くようになってからは、畑でハーブや野菜を育てたり、天然酵母パンをかまどで焼いたり、ロハスな生活をした。

山・森・植物などがたくさんある自然環境に近い生活は、私を癒してくれた。

 

HDDは定型発達 OSは発達障害やその他アプリ?

このブログを書くために改めて発達障害について勉強しているが、アスペルガー症候群の特徴を読んでいると自分に当てはまる部分がかなりある。

母娘でアスペルガーというのはよくあるそうだ。

 

 

そこで、この本のー自閉症スペクトラム指数チェックーをやってみた。

採点結果は、アスペルガー症候群が疑われる指数よりはかなり低かった。

 

けれども、社会性や人間関係の部分であてはまる部分が多いし、皮膚感覚は過敏で天然繊維しか着られない。

ゲームセンターなど音と光が入り乱れるような場所は苦手、シャンプー、柔軟剤などの香りも気持ち悪くなる。

 

アスペルガー症候群の特徴の例

 

社会性の特徴

・常識にとらわれない

・年齢や身分で相手を判断しない

・一人で過ごす技術がある

・常識が足りないといわれる

・気を遣う割には浮いてしまう

 参考「あなたがあなたであるために」

 

その他には

・外見は女性であるが、男性的な特徴も合わせ持っている。

・しっかりとしたアイデンティティを持っていないことがある

 カメレオン的に見られることがある

・自宅や自分がコントロールできる場所にいるときが最も幸福である。

  参考  「アスパーガール」

 

 自分の特徴と合致するものを挙げてみた。

発達障害グレーゾーンとか、発達凹凸という概念もある。

母は多分にASD自閉症スぺくトラム)やADHDの傾向があるので、遺伝子的にはそういうものは持っているはずだ。

遺伝的なものに加えて、育った環境も大きな要因になる。

時間はたっぷりあるので、深刻になりすぎず、ゆるゆる考えていこうと思う。

 

 

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